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【食品ロス削減】余ったラーメンのスープで作る「いただき」

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休日のお昼、簡単にできて肉も野菜も気軽にとれる煮込みラーメンを作りました。

食べ終わって片付けようというときに、ふとお鍋に残ったスープを見て

 

「旨味も栄養もたっぷりのこのスープ。

食べれば身になるのに、排水口に流してしまったら、水を汚すゴミになってしまうんだよな…。」

 

そんなの悲しいしもったいない!

だから残りのスープで一品作ってみることにしました。

 

 

鳥取県の郷土料理「いただき」

ラーメンの残り汁で作る料理「いただき」


  

うちにあるだしの教科書というレシピ本の中で紹介されていた一品。

鳥取県の弓ヶ浜半島の周辺地域で親しまれている料理なのだそう。

 

見た目はいなり寿司のようですが、いただきは生のお米や具材を揚げに詰めて、それをだしや調味料と一緒に炊飯器で炊くという作り方です。

食べてみると、炊き込みご飯を揚げに詰めた、という感じで、やはりいなり寿司とは別ものでした。

 

今回使った材料はこちらです。

2〜3人分

  • 小揚げ 4枚
  • お米 100g
  • にんじん 約1/3本
  • 乾燥ひじき ひとつまみくらい
  • ラーメンの残りのスープ 200cc
  • 水 200cc

※本来はだし400ccのところをスープと水あわせて400ccになるように置き換えています。だしで作る場合は調味料が砂糖・酒・醤油、それぞれ大さじ1ずつ入ります。

 

残りのスープだけでは水分の量が足りなかったので、不足分は水を加えました。

ラーメンスープは味が濃いから、ちょうどいいかな…と思ったんですが、やや薄味な仕上がりに。

濃い味好きな夫は、何も言わなかったけどたぶん物足りなかったんじゃないかなー。

 

作り方 

 

  1. お米を洗って1時間ほど浸水させる。
  2. ひじきを水で戻す。
  3. 揚げは油抜きをして短い方の端を切り落として開く。
    切り落とした部分は中に詰める。
  4. にんじんはスライサーで細切りに。
  5. お米、ひじき、にんじんを混ぜあわせて揚げに詰める。
    口は爪楊枝で止める。
  6. 炊飯器にラーメンスープと水を入れ、具材を詰めた揚げを並べる。
  7. 通常の炊飯モードで炊く。
    できあがり!

 

食べてみて思ったけど、もち米で作ってもおいしくできそうです。

きっと相性がいいはず。

その場合は水加減を減らさないとべちゃっとなるので注意が必要ですが、やってみたい。

 

またラーメンのスープでなくても、そばやうどんのつゆお鍋のだしなんかでも、きっとおいしいはず!

次はもう少しアレンジして作ってみたいと思います。

 

もったいないの精神を受け継いで

いただきは「羅漢和え」というにんじんやごぼうのはじっこを使った、「何も無駄にしない料理」の精神を受け継いで誕生した郷土料理、と考えられているそうです。 

食べた後に残ったスープや出汁って食品ロスだという認識が薄いですが、全部きれいにいただきたいですね。

 

▼茶碗蒸しも作ってみました。 

hoot2.hatenablog.com

 

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